ハロウィンやコスプレで、本格的な傷メイクに挑戦したいけど、専用のパテや血糊はちょっとハードルが高いと感じている人もいるのではないでしょうか。
そんなあなたに朗報です。
実は、身近なものを使って、簡単に本格的な傷メイクを再現できる方法があるんです。
この記事では、プロの特殊メイクアーティストも使っている、あの「縫い目メイク」と、手軽にできる「ペンで描く傷メイク」の2つの方法を解説していきます。
目次
縫い目メイクのポイント!
縫い目メイクは、まるで本当に縫い合わせたかのようなリアルな傷を表現できるテクニックです。
ハロウィンやコスプレで、より本格的な傷メイクに挑戦したい人におすすめです。
1:ふたえ用のりを塗る
まず、傷を作りたい場所に、アイプチやつけまつげ用ののりを塗ります。
傷のフチの皮膚が盛り上がっている部分を表現するため、ふたえのりで形を下描きするようなイメージで描きます。
2:「こより」を作って貼る
次に、ティッシュペーパーで「こより」を作り、のりを塗った部分に貼っていきます。
こよりの作り方は、ティッシュペーパーを折り、親指と人差し指をこするようにして、紙をねじっていくだけです。
3:ファンデーションを塗る
ふたえのりが乾いてこよりがしっかり貼りついたら、ファンデーションを塗って肌と同じ色にします。
クリーム系のファンデーションを筆で塗ると、はみ出しにくくキレイに塗れます。
うまく塗れない場合は、先にこよりにファンデーションを塗ってから肌に貼り付ける方法もおすすめです。
4:赤リップを塗る
こよりを貼った谷間の部分に赤リップを塗ります。
鮮やかな赤なら出来立ての傷っぽく、茶色に近い暗めの赤を使えば古傷っぽく見えます。
明るい赤ではなく、血に近い暗めの赤をチョイスするのがポイントです。
5:傷のフチに淡く赤みを入れる
仕上げに、傷のフチに淡く赤みを入れることで、よりリアルな傷を表現できます。
これで、本格的な縫い目メイクの完成です。
ペンで描く傷メイク
ペンで描く傷メイクは、縫い目メイクに比べて簡単にできるのが魅力です。
ただし、リアルな傷メイクには、少しコツがいります。
1:傷を描く
まず、傷を作りたい場所に、黒色のメイク用ペンで線を引きます。
何度も書きなぞって2~3mmくらいの太さにすると、より自然な傷に見えます。
2:線をぼかす
次に、水を含ませた綿棒の先などで、黒の線をぼかします。
5mm程度まで広げたら、その真ん中に、赤色のメイク用ペンで線を引きます。
3:血が滲んでいるように表現する
赤の線を引いた部分に、さらに赤を重ねていきます。
イメージとしては、カッターで切った傷から血が滲んでくるような感じです。
4:黒と青を加える
最後に、黒と青のメイク用ペンで、傷の周りに影を付けます。
綿棒でぼかして、よりリアルな傷を表現しましょう。
まとめ
この記事では、ハロウィンやコスプレで使える、本格的な傷メイクの2つの方法を紹介しました。
縫い目メイクは、リアルな傷を表現できるテクニックですが、少し手間がかかります。
一方、ペンで描く傷メイクは、簡単にできるのが魅力です。
どちらの方法も、ポイントを押さえれば、本格的な傷メイクを簡単に再現できます。
ぜひ、この記事を参考に、あなただけのオリジナル傷メイクに挑戦してみてくださいね。