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2024/6/30

カメラで被写界深度を操る!写真の表現力をアップさせる方法を解説!

写真の世界では、被写界深度という言葉をよく耳にするかもしれません。
被写界深度とは、簡単に言うと、写真の中でピントが合っている範囲のことです。
この被写界深度を調整することで、写真の印象を大きく変えられます。
例えば、背景をぼかして被写体を際立たせたり、逆に、風景写真のようにすべてにピントを合わせたり、さまざまな表現が可能になります。

カメラで「被写界深度」を操る!

被写界深度を理解することで、写真の表現の幅が広がります。
被写界深度を自在に操ることは、写真愛好家にとって必須のスキルといえるでしょう。

1:被写界深度とは?

被写界深度(DOF: Depth of Field)とは、カメラの設定やレンズの特性によって、ピントが合っているように見える範囲のことです。
この範囲が広い場合を「被写界深度が深い」と表現し、狭い場合を「被写界深度が浅い」と表現します。

2:被写界深度が深い場合

被写界深度が深い場合、遠くの背景から手前の被写体までピントが合い、鮮明に写り込みます。
これを「パンフォーカス」とも言います。
パンフォーカスを利用すると、風景写真において遠くの山々から近くの花まですべてがピントの合った写真を撮ることが可能で、全体の情報量が多い写真になります。
被写界深度が深い方が適しているのは、風景写真や建築写真など、画面全体に細かいディテールを残したい場合です。
また、グループでの写真撮影では前列から後列までの人物を全員ピントで捉えたいので、被写界深度を深くする必要があります。

3:被写界深度が浅い場合

被写界深度が浅い状態では、ピントが合っている範囲が非常に限られ、その結果、背景が大きくボケます。
このボケ効果によって被写体が際立ち、撮影者の意図したポイントに視覚的な注意が集まりやすくなります。
特に、ポートレート撮影などでは被写体の顔に注目させたい場合、被写界深度を浅くすると効果的です。
人物の表情や瞳に焦点を当てたい時、背景をぼかすことで被写体の魅力を引き立て、より印象的な写真に仕上げられます。

被写界深度を調整する3つのポイント

被写界深度を調整するには、大きく分けて3つのポイントがあります。

1:レンズの絞り

レンズの絞りとは、レンズを通る光の量を調整する機構のことです。
絞り値(F値)が小さいほどレンズが開き、多くの光が入ります。

逆に、絞り値が大きいほどレンズが閉じ、少ない光しか入らなくなります。
絞り値はF値で表され、F値が小さいほど被写界深度が浅くなり、F値が大きいほど被射界深度が深くなります。
例えば、F1.4という小さな絞り値で撮影すると、背景が大きくボケます。
一方、F16という大きな絞り値で撮影すると、背景も手前もピントが合い、すべてが鮮明に写ります。

2:レンズの焦点距離

レンズの焦点距離は、レンズの中心からカメラ本体のイメージセンサーまでの距離のことです。
焦点距離が長いレンズは望遠レンズと呼ばれ、焦点距離が短いレンズは広角レンズと呼ばれます。
焦点距離が長いほど被写界深度が浅くなり、焦点距離が短いほど被写界深度が深くなります。
例えば、望遠レンズで撮影すると、背景が大きくボケます。
一方、広角レンズで撮影すると、背景も手前もピントが合い、すべてが鮮明に写ります。

3:被写体との距離

被写体との距離が近いほど被写界深度が浅くなり、被写体との距離が遠いほど被写界深度が深くなります。
例えば、被写体に近づいて撮影すると、背景が大きくボケます。
一方、被写体から離れて撮影すると、背景も手前もピントが合い、すべてが鮮明に写ります。

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◎アクセス
Bスタジオ
〒540-0005 大阪府大阪市中央区上町1-20-5 和広ビル2階

まとめ

被写界深度は、レンズの絞り、焦点距離、被写体との距離の3つの要素によって調整できます。
これらの要素を理解し、使いこなすことで、意図した通りの写真に仕上げることが可能になります。
被写界深度を調整することで、写真の表現の幅が広がり、より魅力的な写真撮影を楽しめます。