商品撮影で、実物と写真の色味が異なることで悩んでいませんか。
顧客からのクレームに繋がってしまうことも懸念される、商品写真の色の再現性。
この記事では、カメラの色温度とホワイトバランスの関係を解説し、商品写真に最適なホワイトバランス設定方法を紹介します。
商品写真のクオリティ向上と顧客満足度向上に役立つ情報が満載です。
ぜひ最後まで読んで、商品写真の色味を完璧に調整できるようになりましょう。
目次
カメラの色温度とは?
カメラの色温度とは、光の色の温度を表す数値のことです。
ケルビン(K)という単位で表され、低い温度は赤みがかかり、高い温度は青みがかかります。
1:色温度と色の関係
低い色温度(2,000〜3,000K)は赤みが強く、暖色系の色味になります。
一方で、高い色温度(7,000〜8,000K)は青みが強く、寒色系の色味になります。
例:曇天、晴天時の日陰
2:商品撮影における色温度の重要性
商品撮影では、色温度を理解することで、商品の本来の色味を忠実に再現できます。
例えば、白熱灯の下で撮影した場合、色温度が低いため、商品が赤っぽく写ってしまいます。
逆に、蛍光灯の下で撮影した場合、色温度が高いため、商品が青っぽく写ってしまいます。
そのため、商品撮影では、光源の色温度に合わせてホワイトバランスを調整することが重要です。
ホワイトバランスを調整してクオリティアップ!
ホワイトバランスとは、カメラの色温度を調整することで、写真の色のバランスを整える機能です。
カメラの設定で調整できます
1:ホワイトバランスの設定方法
ホワイトバランスの設定方法は、大きく分けて3つあります。
・オート設定(AWB):カメラが自動で色温度を調整
・マニュアル設定:色温度を数値で指定
・プリセット設定:カメラに登録されている光源の種類(晴天、曇天、電球など)を選択し、色温度を調整
2:ホワイトバランス調整のポイント
・白背景を基準にする
商品撮影では、白背景を基準にホワイトバランスを調整すると、商品の色味が自然に再現されます。
・状況に合わせて設定を変える
撮影環境や光源の種類によって、適切なホワイトバランス設定は異なります。
・色温度計を活用する
より正確な色温度を測りたい場合は、色温度計を使用すると便利です。
3:ホワイトバランス調整のメリット
ホワイトバランスを適切に調整することで、商品写真のクオリティを向上させられます。
また、プロの仕上がりに近づけます。
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まとめ
この記事では、カメラの色温度とホワイトバランスの関係について解説しました。
商品撮影において、適切なホワイトバランス設定は、商品の色味を正確に再現し、顧客満足度を高める上で非常に重要です。
この記事で紹介した知識を参考に、商品写真のホワイトバランスを調整して、魅力的な商品写真を作成してみてください。